試算表とは
試算表は、総勘定元帳のすべての勘定について、ある日付の残高を並べた表です。借方残高を一方の列に、貸方残高をもう一方の列に書きます。複式簿記で帳簿をつけていれば、2つの列の合計は同じになります。
作り方:ステップごとに
記入例:ある店の最初の1か月
最初の6つの仕訳を終えた3月末の、ある店の残高です。店主の出資 5,000、棚 1,200、現金売上 3,000、掛け売上 800、家賃 1,000、未払いの電気代 400。
| 勘定 | 借方 | 貸方 |
|---|---|---|
| 現金 | 5,800 | |
| 売掛金 | 800 | |
| 器具備品 | 1,200 | |
| 買掛金 | 400 | |
| 資本金 | 5,000 | |
| 売上高 | 3,800 | |
| 地代家賃 | 1,000 | |
| 水道光熱費 | 400 | |
| 合計 | 9,200 | 9,200 |
現金は、出資の 5,000 に現金売上 3,000 を足し、棚の 1,200 と家賃の 1,000 を引いた借方残高 5,800 です。合計が一致したので、この月は決算書をつくる準備ができています。
見つけられる誤り、見つけられない誤り
合わない試算表は、どこかに誤りがあることを示します。貸借の合わない仕訳、別の列に書いた残高、計算の誤りなどです。合っている試算表も、帳簿が正しいことの証明にはなりません。二重に記録した仕訳、記録漏れ、勘定の誤りがあっても貸借は一致します。
2列か4列か
多くの試算表は4列です。各勘定の借方合計と貸方合計、そして残高です。合計はどれだけ動いたかを、残高は決算書に入る金額を示します。どちらの組の合計も一致しなければなりません。
試算表から決算書へ
収益と費用の残高から損益計算書を、資産、負債、純資産の残高から貸借対照表をつくります。記入例では、売上 3,800 から費用 1,400 を引いた利益 2,400 が、貸借対照表で純資産に加わります。
いつも合う試算表
Aconta Online は借方と貸方が一致しない仕訳を受け付けないので、試算表はいつも一致します。各勘定の合計と残高を仕訳のたびに最新の状態で表示し、表計算ファイルとしてダウンロードできます。あなたに残るのは、各取引が正しい勘定に一度だけ記録されたかの確認です。
よくある質問
試算表が合わないのはなぜですか。
貸借が一致しない仕訳、別の列に書いた残高、漏れている勘定を探してください。差額から始めましょう。9で割り切れるなら、2つの数字を入れ替えて書いたのかもしれません。
試算表はどのくらいの頻度でつくりますか。
少なくとも毎月末、その月を締める前に。決算書をつくる前には必ずつくります。
試算表は決算書の一つですか。
いいえ。試算表は作業中の確認のための表です。そこからつくる決算書が損益計算書と貸借対照表です。
