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試算表とは:作り方と記入例をわかりやすく

試算表は、すべての勘定とその残高を一覧にし、帳簿全体で借方と貸方が一致することを確かめる表です。このガイドでは小さな店の最初の1か月から試算表をつくり、わかることとわからないことを説明します。

赤い丸で数字が囲まれた印刷の財務報告書。上にオレンジのマーカーと青いペンが置かれている
写真:RDNE Stock project、Pexels

試算表とは

試算表は、総勘定元帳のすべての勘定について、ある日付の残高を並べた表です。借方残高を一方の列に、貸方残高をもう一方の列に書きます。複式簿記で帳簿をつけていれば、2つの列の合計は同じになります。

作り方:ステップごとに

  1. 期間中のすべての仕訳を総勘定元帳に転記する。
  2. 各勘定の残高を出す:借方から貸方を引く、またはその逆。
  3. 残高をその向きに応じて借方か貸方の列に書く。
  4. 両方の列を合計し、比べる。

記入例:ある店の最初の1か月

最初の6つの仕訳を終えた3月末の、ある店の残高です。店主の出資 5,000、棚 1,200、現金売上 3,000、掛け売上 800、家賃 1,000、未払いの電気代 400。

勘定借方貸方
現金5,800
売掛金800
器具備品1,200
買掛金400
資本金5,000
売上高3,800
地代家賃1,000
水道光熱費400
合計9,2009,200

現金は、出資の 5,000 に現金売上 3,000 を足し、棚の 1,200 と家賃の 1,000 を引いた借方残高 5,800 です。合計が一致したので、この月は決算書をつくる準備ができています。

見つけられる誤り、見つけられない誤り

合わない試算表は、どこかに誤りがあることを示します。貸借の合わない仕訳、別の列に書いた残高、計算の誤りなどです。合っている試算表も、帳簿が正しいことの証明にはなりません。二重に記録した仕訳、記録漏れ、勘定の誤りがあっても貸借は一致します。

2列か4列か

多くの試算表は4列です。各勘定の借方合計と貸方合計、そして残高です。合計はどれだけ動いたかを、残高は決算書に入る金額を示します。どちらの組の合計も一致しなければなりません。

試算表から決算書へ

収益と費用の残高から損益計算書を、資産、負債、純資産の残高から貸借対照表をつくります。記入例では、売上 3,800 から費用 1,400 を引いた利益 2,400 が、貸借対照表で純資産に加わります。

いつも合う試算表

Aconta Online は借方と貸方が一致しない仕訳を受け付けないので、試算表はいつも一致します。各勘定の合計と残高を仕訳のたびに最新の状態で表示し、表計算ファイルとしてダウンロードできます。あなたに残るのは、各取引が正しい勘定に一度だけ記録されたかの確認です。

よくある質問

試算表が合わないのはなぜですか。

貸借が一致しない仕訳、別の列に書いた残高、漏れている勘定を探してください。差額から始めましょう。9で割り切れるなら、2つの数字を入れ替えて書いたのかもしれません。

試算表はどのくらいの頻度でつくりますか。

少なくとも毎月末、その月を締める前に。決算書をつくる前には必ずつくります。

試算表は決算書の一つですか。

いいえ。試算表は作業中の確認のための表です。そこからつくる決算書が損益計算書と貸借対照表です。